家族も一緒に帰化できるか
1 家族と一緒に帰化申請できるのか
結論から言うと、条件が整っていれば、家族全員で同時に帰化申請をすることは可能です。
また、必ずしも家族全員で申請しなければならないものではありませんので、家族のうち、父親は帰化するけれど、母親と子どもは帰化しないという選択をすることもできます。
2 家族と一緒に帰化するメリットとデメリット
家族で同時に帰化するメリットとして、家族全員が日本国籍を取得して国籍上の立場が揃うことが挙げられます。
家族一人一人の在留期限や再入国手続きなどを考える必要がなくなり、生活の見通しが立てやすくなるでしょう。
子どもがいる家庭では、進学や就職の場面で不安が減るという声も多く聞かれます。
一方で、デメリットがないわけではありません。
家族全員分の書類をそろえる必要があり、準備の負担が大きくなることは避けられません。
また、家族の中に要件を満たしていない人がいる場合、その人に合わせて申請時期を調整する必要が出てくることもあります。
「早く帰化したい人」と「もう少し先でもいい人」との間で、考え方が分かれるケースも少なくありません。
3 帰化申請を進めるときの考え方と進め方
帰化申請を考える際に大切なのは、制度として可能かどうかだけでなく、家族にとってどの選択が一番よいかを話し合うことです。
誰がいつ帰化するのか、家族の中で国籍が分かれた場合に不都合はないのか。
こうした点を整理したうえで、申請のタイミングを決めることが、後悔のない選択につながります。
実務上は、まず法務局での事前相談からスタートし、必要書類の確認、収集、書類作成へと進みます。
家族で申請する場合は、それぞれの経歴や生活状況を丁寧に整理する必要があるため、早めに準備を始めることが何より重要です。
帰化は、単なる国籍の変更ではなく、これからどこで暮らし、どんな将来を描いていくのかという、家族の人生設計そのものに関わる大きな決断です。
帰化申請に悩んだ場合には、取次資格者に、とりあえず相談してみるだけでも、不安が解消されることがあるはずです。
まずはお気軽にご相談ください。
























